食堂と祖母の思い出

食堂と祖母の思い出

皆さんこんにちは。ご無沙汰しております、芝生です。

 今回は少々思い出話をしたく、ブログ記事を書かせて頂くことになりました。お付き合いくださると幸いです。

 今から十年以上前に閉店とはなりましたが、私の祖母は小さな食堂を経営しておりました。メニューは定番のうどん、ラーメン、カレーなど。ぜんまいの煮物などおかずがサービスで出ることもあったように思います。幼稚園児だった頃の記憶が色濃く残っているばかりですが、作業服の男の人たちがにこにこしながら気持ち良く大盛りの料理を平らげていくのを、一本一本うどんをすすりながら見ていました。テレビは小さなものが一つ、私が行けたのはほとんどが日曜日のお昼だったため某歌番組がいつも入っている、そんなささやかな(今思うと本当に幸せで贅沢な)日々でした。帰り道には祖母のこぐ三輪車の後ろに乗ってはしゃいだりもしていました。

 時間が経過した今では、やたらと美味しかったそうめんのたれにふんだんに煮干しを入れてくれていたことも懐かしいばかりですが、ふと通りがかった路地からふわっといい匂いがすると立ち止まってしまいそうになります。中華麺を茹でる香りがどうしても祖母の食堂を思い起こさせます。いつか、自分が行ける範囲にある少々外観に年季が入った食堂に堂々と一人でラーメンかうどんを食べに行く。それが今現在の小さな目標です。
 
 思い出の味がある方は、いつかその味が記憶から遠ざからないよう、時々懐かしみながら香りも見た目ももう一度じっくり味わう時間をとっておくといいのではないかなと思います。

 今回は思い出の味と懐かしい食堂の記憶の話でした。次回の登場まで、どうか皆様体に気を付けてお過ごしください。

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