亡き母親との思い出(禁煙編)

亡き母親との思い出(禁煙編)

皆さん、こんにちは。利用者のOTです。今回で3回目の投稿となります。前回は11月上旬だったので、約3ヵ月振り。この3ヶ月も色々ありました。
1番大きな出来事は、何と言っても秋田市内の高齢者施設に入所していた母親の急逝。86歳でした。

亡くなった日の日中は普段通り過ごし、職員との会話もスムーズに行えていたが、深夜3時頃、急に容態が悪化。眠ったまま静かに息を引き取ったそうです。
諸事情により母親は施設に入所しており、会うことは叶わなかったのですが、年に2~3回は手紙を交換して近況を確認していたところでした。「100まで生きる」「ピンピンコロリ」が母親の口癖だったし、実際100まで生きられるのでは・・・と思わせる位元気だったので、遺体と対面しても亡くなったなんて信じられなかったです。最後に会った4年前の別れ際には、母親の頭をポンポンと軽く叩き、今生の別れを告げたことを思い出されます。

亡くなってからは、遺体安置所での面会と火葬だけは、今の私の住まいから近かった為、立ち合いを認められ、お寺での納骨は町の職員にしてもらいました。

母親とのエピソードは沢山あり過ぎて、何を書いたらよいか悩ましいのですが、1つだけ紹介します。

あれは私が中学3年生の時のこと。当時母親はタバコを吸っていたのですが、嫌だからやめて欲しい旨伝えたところ、「Oが一生吸わないと約束するのなら今からでも止めてもいいよ!」と潔く禁煙。中学、高校時代、友人達からタバコを勧められても、この母親との約束を話すと無理強いされなかった。が、しかし、大学1年の夏休みに両親と3人で近所のスナックに飲みに行った際、カウンターに座った直後に父親から「何吸ってるんだ?」との問いがあり、「マイルドセブン」と答えると父親の隣に座っていた母親の顔がまるで鬼の形相と化し、約束を破ったことに関しての怒りの視線が・・・夏休みが終わったある日、私のアパートに宅配便が届いたのですが、食料品の一番下に何やらドでかいガラスの器が・・・そう、その中身は灰皿でした。

以後母親は私が帰省した際にタバコを吸うと、夜に何本吸ったか数えては止めるように無言のプレッシャーをかけてきましたが、私の方も意志が弱くて止められずにいました。

昨年、諸事情により37年間吸ってきた喫煙歴にピリオドを打ちました。禁煙したことを手紙に書いたところ、大変喜ばれました。たまに吸いたくなる時はありますが、ちょっとの我慢で済んでおり、今後も禁煙は継続出来そうです。

私の禁煙が続く限り、母親への供養だと思って頂ければ幸いです。


🌸 🌸 🌸 🌸 🌸

はっぴーわーきんよりお知らせです。
利用者さんや職員がおススメする商品が紹介されている楽天ルーム、ぜひご覧ください^^
バナーをクリックしてね♪